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国軒高科、関西電力管内における一次調整市場参入を実現
日本国内での蓄電事業展開をさらに加速
国軒高科(以下、国軒)は、関西電力管内において自社完全開発案件となる「岬町蓄電所」が、需給調整市場への参入に必要な事前審査および各種試験を完了したことをお知らせいたします。
本案件は、国軒にとって関西エリア初進出となるとともに、日本国内における系統用蓄電事業の重要なマイルストーンとなります。
岬町蓄電所は、出力1.9MW/容量10MWhの規模を有し、国軒製3.42MWh蓄電池システムを採用しています。また、日本製PCS(パワーコンディショナー)およびEMS(エネルギーマネジメントシステム)を組み合わせることで、日本市場に適した高い安全性・信頼性・応答性能を実現しました。
さらに、自社開発の遠隔デジタル監視システムと高速通信技術を活用し、需給調整市場に求められる高い即応性と安定運用を可能としています。
今後の運用スケジュールは以下の通りです。
- 2026年6月
JEPX電力卸市場におけるアービトラージ運用開始予定 - 2026年10月
需給調整市場(EPRX)の一次・二次・三次調整力市場へ正式参入予定

特に一次調整市場では、10秒以内の高速応答性能が求められます。国軒は、高性能な蓄電システムと制御技術を通じて、電力系統の安定化に貢献してまいります。
3つの市場を活用した収益モデル
国軒は、以下の3つの市場を組み合わせることで、蓄電所の収益性向上と事業安定化を推進します。
■ JEPX電力卸市場
電力価格差を活用した充放電による電力裁定取引
■ 需給調整市場
周波数調整サービスを提供し、待機容量に対する収益を確保
■ 容量市場(OCCTO)
中長期的な供給力確保に貢献し、安定収益を実現
これら複数の収益機会を組み合わせることで、蓄電所の投資効率向上を目指します。
日本市場での展開を本格化
国軒は2023年3月より日本国内における蓄電事業開発を推進してまいりました。関東エリアの佐倉蓄電所に続き、今回の岬町蓄電所は、自社完全開発による第一号案件となります。
現在、関西電力管内における第二号案件および中部電力管内での新規蓄電所プロジェクトについても開発を進めており、いずれも年内の完工・系統連系を予定しています。
今後も国軒は、日本全国における再生可能エネルギーの普及と電力系統の安定化に貢献すべく、中国地方、九州、北海道などへの事業展開を積極的に推進してまいります。